豆菓子一筋 100余年

当社は明治41年に初代 冨永泰蔵が煎豆商「豆富」を創業、以来100年四代にわたり豆菓子一筋に歩んでまいりました。

食べ物は良い材料が第一、これに良い製法が加わって第一級のものとなります。

当社では特に原材料を厳選し、たとえば五色豆の原材料となる青えんどうはイギリスあるいはニュージーランド、特上落花生は静岡遠州産、または千葉県産、大豆は北海道産の特選鶴の子大豆「鶴娘」など、それぞれ特選の原材料を使用しています。

更にそれぞれの原材料を手間暇かけて数日間、水掛けをして豆をやわらかくし、その後、昔ながらの製法で煎っています。

また、五色豆の場合にはその後、3~4回上白糖をまぶし、すべてじっくりと手作りで作り上げています。 小町五色豆の製造工程はこちらです。


当社の代表商品「小町五色豆」は大正天皇の即位ご大典の時に新しい京都の土産として七条ステーション(現在の京都駅)で売り出され、大変に好評を博し、その後八ツ橋と並び京の代表的な土産の二大銘菓となり、昭和40年には第16回全国菓子大博覧会において、最高賞の高松宮名誉総裁賞を受賞しました。

又、二代目の富永泰男は昭和47年に京都府伝統産業優秀技術者(菓子師)として表彰され現在の四代目の富永泰憲は京都豆菓子協同組合の前理事長を務め、現在は京都府菓子工業組合の専務理事として、京都の豆菓子業界の発展に尽力しております。

受賞歴
昭和 8年天皇陛下供天覧
昭和12年皇太后陛下供台覧
昭和26年食糧庁長官賞受領
京都府知事賞受領
昭和29年於 第13回全国菓子大博覧会 名誉大賞牌受領
昭和40年於 第16回全国菓子大博覧会 高松宮名誉総裁賞受領
昭和44年於 第17回全国菓子大博覧会 名誉無鑑査賞受領
昭和47年京都府伝統産業優秀技術者として表彰を受ける
昭和48年於 第18回全国菓子大博覧会 審査功労賞
於 第18回全国菓子大博覧会 名誉無鑑査賞受領
昭和52年於 第19回全国菓子大博覧会 審査功労賞
於 第19回全国菓子大博覧会 名誉無鑑査賞受領
昭和59年於 第20回全国菓子大博覧会 名誉無鑑査賞受領
平成 元年於 第21回全国菓子大博覧会 名誉無鑑査賞受領
平成10年於 第23回全国菓子大博覧会 茶道家元賞受領
平成20年於 第25回全国菓子大博覧会 橘花栄光章受領
平成25年於 第26回全国菓子大博覧会 名誉総裁賞受領